前田日記(写真集)
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シニアの野球とは
私の先輩であり親友でもある四條稔さん(巨人-オリックス-横浜)と、
よくシニアの野球について話をする。
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楽しくもあり真面目な話は、一回の電話で一時間程度である(笑)
シニアを指導するにあたり二人の考えは常に一致するため、
お互いの会話は、
「そうそう!」「そうなんです!」「そうだろ!」「わかるわかる!」
といった具合にスムーズな展開となる。

その一つ、
シニアの野球とは、高校野球で”勝つ野球”をするために耐えうる
心と体を作るための準備を整えることを目的としている。
勿論、挨拶や礼儀は当然のことであり、
既に小学生の頃に身についていることでもある。

シニアで”勝つチーム”を作ることは実は簡単なことなのだが、
そうすることは、子供の成長への妨げとなってしまうこととなる。

それは、野球や仲間が嫌いになったり、
大人を信頼できない子供がでてくるということだ。
指導者にとって、その犠牲は絶対に発生させてはならない。

小学生の頃、純粋で大きな夢をもって大好きな野球を始めた子供達に
与えてはならない一番重要なことである。

7年前、仲間たちと多くの議論を積み重ねてきた結果、
明確な答えを得ることが出来た。


そして、もう一つ、
試合中は、成功を褒め、失敗を激励する。
練習中は、成功や失敗を観察し、記憶する。
特練中は、成功の確率を増やす。

例えば、試合中に送りバントのサインを出したとしよう、
この時、指導者は、この選手が練習してきた送りバントの練習内容や、
アドバイスを送ってきた内容を把握し記憶していなければならないし、
その選手の送りバント成功率も記憶していなければならない。

この状況で、この選手の送りバント成功率は40%!
そんな場面で送りバントを成功した選手に対しては、
褒めて、握手をして、一緒になって喜んでみる。
これも”心の野球”の一つである。
成功しようが失敗しようが次のステップへの準備にすぎない!

また、全てに共通して云えることは、子供達に対し、
”アドバイスをする”
”一緒になって解決する”
”一緒になって挑戦する”
という意識で接することである。

但し、選手達に気持ちが入っていない場合や、
相手の気持ちを考えない行動や言動をした場合、
努力無しにできることをしない場合は、
今その場で雷を落とす!

そんな指導が終わった後の
中学三年生の秋から高校入学までの約半年間は、
独特な方法で子供達の心と体と技術を鍛え上げ、
調整してゆかなければならない。
前述の観察や把握や記憶は、この期間で活かされることとなる。
その独特な方法は将来、子供たちが指導者となった時、伝授しようと思う。


今でもシニアの指導に情熱をもって取り組んでいる四條さん、
そして青山シニアの指導者達を心から応援している。

・・・前田隆
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by maeda_takashi | 2009-08-02 07:07 | 【前田日記】