前田日記(写真集)
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決勝戦延期 第7回全国高等学校女子軟式野球選手権大会
私は、この日記で大人から子供達への気持ちを伝えることで
子供達が大人の心や親の愛情を感じとり、
そして将来、この子供達が大人になったとき、
次の世代へ受け継がれてゆくと信じて書き記している。

今日、第7回全国高等学校女子軟式野球選手権大会の決勝戦が
江戸川区野球場で行われる予定であった。
しかし、悪天候により中止となった試合を連盟は延期とせずに
クジで優勝を決定した。

今日のマウンドに登るために、今日の決勝戦に勝つために努力してきた蛍、
小学校から中学校、高校と夢に向かって努力してきた蛍、
そして、村田女子の選手達。
高校生最後の大会、全国大会、しかも決勝戦。
簡単に終わらせてしまったとは云わない。
私は、この決定を聞いて、日程を改めてでも、
球場の手配でも仲間を集めて審判でも何でもしたい気持ちになった。

連盟や大会本部に文句を言っているわけではない。
大人が子供に対し最大の努力をした時、その姿を子供達は決して忘れない。

村田女子の選手達も対戦相手の横浜隼人高校の選手達も
試合をしたかったに違いない。
私ならば、どうにかして試合するための方法を考え実行しただろう。

選手達の努力と同じように大人も
子供達に応える努力をしなければならない。
この大会に参加した子供達の心を本気で受け止めていたならば、
大人たちが、そのすべてを受け止める心さえあれば試合はできる!

雨?
いいじゃないか!
どうしても今日しかないのならば、今日でいいじゃないか!
中学生の頃、今日のような、どしゃぶりの中でも力が発揮できるようにと、
天気や気温に関係なく練習をしてきた。
私が知っている子供達は雨を敗因として言い訳をするような選手はいない。

昨日、歌を歌い、手を叩いて応援していたクラスメイトや
他の部活の選手たち、OBやご父兄は今日、
多くの着替えや傘や合羽で雨対策をしていたことだろう。
選手達の気持ちも雨なんかにビクともしない意気込みだったことだろう。

電話で残念そうに話す蛍に私は、
『そんな銀メダル、捨ててしまえ!』と咄嗟に言ってしまった。
しかし、私はすぐに言い直した。
『蛍!今日のことは堪えて、いつか想い出となる日まで待とう!』
やりきれない蛍の心を満たすことはできなかった・・・


・・・電話を切った数時間後、蛍からの電話が鳴った!

「再試合が決定しました!」
『そうか!良かった~』

一度決定を下したことが、どうなったのかは知らない。
ただ、とにかく、嬉しかった。
村田女子にとって、一事はクジで準優勝と決定してしまったこの大会が、
みんなの想いと連盟の理解、そして横浜隼人高校の心で
再試合が決定したことが本当に嬉しかった。

さぁ、8月14日(金)11時30分、江戸川球場、
“悔いの残らないよう全てをグラウンドにおいて来ます!”
と言った蛍の言葉を胸に、
蛍の姿、そして村田女子、横浜隼人の選手達を見に行こう。

・・・前田隆
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by maeda_takashi | 2009-08-10 19:58 | 【前田日記】