前田日記(写真集)
ブログトップ
指導者とツバメ
GW休暇の最終日に、PCフォルダを整理していると、
”シニアリーグ指導内容”という膨大なデータファイルがあった。

学年毎の練習内容や強化内容がギッシリ書いてあり、
全てを見きれる量ではないので、少しだけを見てみた。
特に、選手達の現状や心境、精神状態を書いているものが多い。
子供達は野球のみならず多くの悩みを抱えていたことがわかる。

合宿メニューに於いては、
夏季は、投内連係やバントシフト、牽制といったチームプレー、
冬季は、強化メニューと学業が中心の個別プレー。
投手、捕手、内野手、外野手、赤帽組に分けられているものもあり、
午前午後のサービスや夜間練習、自主学習などで
無駄なく一日を過ごしていた。

練習・強化メニューは、3年間を月毎に分けて、
自分自身の指導日程に目標を掲げていた。

食事は殆ど各家庭に任せていたものの、
一日の必要摂取量の基準を高校1年生として設定した一覧表もあった。
また、清掃係や食器洗い係、洗濯物係といったものまで書かれてある。
(笑)

練習内容の”多捕”や”IB・PP”、
”サーキット”や”サービス”は特に懐かしく、
書いてある子供達の名前を見ていると、
その時の表情までもが浮かんでくる。

このデータは、
前田日記が終わった時、消去したいと思う。

データ№1107と1108には、
”励ましの言葉”と”たかが野球、されど野球”というものがあった。
e0089732_23433038.jpg

日付は、2004 年10月1日。

[励ましの言葉]

人生というものには、あらゆる苦難が付きものだ。
しかし、それは、より良い人生を送るための準備に他ならない。
苦労をした分だけ、誰でも、いつか必ず幸せになれるものだ。

山登りを想像してみると、
何のために、あんなに苦労をして、
ゼェゼェ言って山を登ったりするのだろうか?
それは、頂上に辿り着いた時の爽快感を味わうためである。

人間の人生も同じ。
ただ苦しんで、それで終わりではない。

ただし、頂上へ辿り着く前に、努力を投げ出してしまったら、
その人生は苦しんだままで終わってしまう。
苦しみのある人ない人、人それぞれだが、
苦しみの少ない人ほど進歩も少なく、心からの喜びも少ないもの。
そういう人は、5合目辺りで満足しているのと同じこと。
頂上まで登ることが、山登りとしては最高の喜びなのだから。

苦労したら苦労した分だけ、”人生の功績”となり報われるのです。

何度転んでも、そのことを信じて立ち上がる勇気と根性。
それが人生の山登りには必要な杖。
杖を忘れないように持って行くには、私達の言葉が必要となる。

そんな言葉とは、

「はりきっていこう」
「幸あれ」
「精一杯生きよう」
「がんばりすぎるなよ」
「good luck」
「keep it up!」=「その調子」
「やれるだけやってみよう」
「できる限りやってみようぜ」
「結果は気にせずやってみよう」
「自信持って」
「勇気出して」
「ぼちぼちいこうぜ」
「ぼちぼちいこうよ」
「応援しているよ」
「みんなで応援しているからな」
「しっかりな」
「気をつけて」
「きっとうまくいくよ」
「うまくいくといいね」
「気楽に行こう」
「あなたならやれる」
「成功を祈る」
「ふんばれ」
「ふんばろう」
「精進」
「いけー」
「いけるいける」
「オマエは一人じゃない」
「いつも通りに」
「うまくやれよ」
「いっちょやってこい」
「待っているから」

最後に書かれている言葉は、
「がんばれ!」である。

この言葉は好きではなかった。しかし、
この言葉に深い意味が隠されていることに気づかせてもらったし、
使い分けが必要だということも学んだ。
e0089732_23442174.jpg

[たかが野球、されど野球]
日付は、2003 年11月2日。

・ 一球感動、一球青春
・ 球は一球
・ 夢一球
・ 勝負心は君心
・ その時のボールが一生を決めることがある
・ 自分との約束は果たせ
・ 頑張りはグランドの神様が決めてくれる
・ 「たら」「れば」はプラス思考のときに使うもの
・ 一つを片付け多くを得る
・ 縁の上の力は縁の下から
・ 今、グランドにいるのは何故?
・ ダイヤモンドは君を照らす
・ バットだけでは・・・
・ グラブだけでは・・・
・ 一度に沢山のことは考えられない、しかし体は準備できる
・ 古いものを大切にすると、新しいものから大切にされる
・ マウンドと打席は孤独なところ、助けてくれる自分を
・ 丸いボール、四角いベース
・ 一球を捨てる勇気が一球を貰う
・ 一球を捨てることが活き球を導く
・ 自分を樹に譬えたり、自分を花に譬えたり
・ 野球だよ
・ 失敗しなければ野球ではない
・ 一所懸命は楽しい、一生懸命はもっと楽しい
・ 野球にも裏表、君にも裏表
・ 逃げた、刺せ、殺せ。この国の野球用語は怖い
・ 一球勝負
・ 一球感動
・ 一球燃焼
・ 君の体が得点
・ 勝つという欲は、みんなの意欲から始まる

・・・
今、改めて読んでみると、
こんな想いや言葉が、くすぐったく感じる。

情熱だったのだな~
(^_^)


話は変わるが昨日、
ある人から写真が送られてきた。

[原文]
今年もまた迷いこんでしまった親燕を救出しました。

つばめに罪はありません。
野生動物たちは自分達にはどうにもできない環境の中で
進化しきれない対応力をフルに発揮して懸命に生きています。

自分ができることは毎回毎回、気にしてやることです。
そして放してやる際に
『もう迷いこんじゃいかんぞ!
子供たちが腹空かしてまっとるからなあ!』
と語りかけてやることです。

指導者たる者、日々勉強ですなあ。
e0089732_1425399.jpg


e0089732_143329.jpg

・・・昨年の春、
私が米の配達で一肌ぬいだ時、
(笑)
ある配達先で、ビル内に迷い込んだ親ツバメを助けた一人の男が、
今年も親ツバメの命を救った。
それは雛ツバメを救ったことにもなる。

写真を見る限りでは、命を救われたツバメは母親であろう。
父親ツバメは、
「チュビチュビチュビチュルルルル」
と、お礼を言っていたに違いない。
e0089732_23452381.jpg

仕事中も球児達の指導を考えられていることに脱帽である!

・・・前田隆

前田日記写真集はこちら
エキサイトリーダーに登録
[PR]
by maeda_takashi | 2010-05-06 06:59 | 【前田日記】