前田日記(写真集)
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野球旅~将平
さぁ、旅に出よう!

今日の野球旅は将平!

私は将平が公式戦のユニフォームを着た姿を一度も見たことがない。
出逢うことができたのに、その姿を一度も見ていない。

私の記憶の中では、
小学生の将平が練習用のユニフォームを着たままとなっている。

だから今日、
高校3年生になった将平のユニフォーム姿を、
この目で見ることができるかと思うだけで胸がいっぱいだ。

私が指導をすることを続けていたならば、
将平に、どんな言葉をかけてやれたのだろうか・・・
将平は、私のことをどう思ったのだろうか・・・

高校生となり、
体も逞しく、表情も凛々しくなった将平の写真を見た時は、
胸の奥深くから嬉しさが込み上げてきた。

『早く見たい!将平を見たい!
春になったら、将平の姿を見に行こう!』

そう決めていた春・・・

あの震災が起こった。
大地震と津波、そして放射能・・・

被災された方々のことを思うと、
何をどう考えていいのか分からなくなった。

震災から4ヶ月が経ち、
今、人と人とが想いやり、祈り合い、心の糸で結ばれている。

「野球がしたい・・・でも、野球どころではない・・・」

球児達にとって、そんな日々を送ることが辛くて悲しい時間だったと思う。
時が経つにつれ、少しずつ、少しずつ、
自分が生かされていることを知り、感謝した。
将平も私達も。


今日、グラウンドに立つ将平は、
野球をすることができる喜びを心の底から感じていると思う。
開会式では通常の入場行進もなく、
球場内の放射線量を測定して、試合を行わない場合もあるというが、
夢を持って、その場所に立っていることを幸せに思っているだろう。
そして、その姿を見ることができる私も幸せだ。

私は思う。
今日の試合、この大会が、「がんばろう!日本!」の試合の一つであり、
被災された方々の心を元気付けてくれる野球であると・・・

被災された方々は前に踏み出している。
ほんの少しかもしれないが前に進みだしている。
球児達もまた、野球というスポーツの中で、
強い気持ちと優しい心を持ち、前に進んでいる。

精一杯な姿が・・・
頑張っている姿が・・・
彼らのその想いが・・・

観客の皆様に何かを伝え、心を繋げてゆくだろう。

今日の試合を見終えたとき、
将平に、そして、グラウンドに立っている球児達や観客の皆様に、
これまでよりも心を込めた、『ありがとう』と『がんばろう』
という言葉と共に、『心の野球』というものが胸に刻み込まれる。


将平!

すべての気持ちを・・・
すべての想いを・・・
すべての心を・・・

どこまででも届けようぜ!
仲間達、そして同じ高校球児達と共に・・・

・・・前田隆



・・・野球旅から戻ってきました!

グラウンドに立つ将平の姿を見た時、胸が熱くなりました。
そして、将平の声が聞こえてきたとき、涙がこぼれてきました。

将平父様と母様に見つからないように、
外野のほうで、ひとり離れて泣きました。

涙をふき取り、将平父様と母様のいる席に戻りましたが、
再び溢れ出る涙を止めることはできませんでした。


その分、将平と会うことができた時、
笑顔で握手をすることが出来ました。
すべてが素晴らしい旅でした!


■将平と私
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■将平と鷹也君と私
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■男の背中
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■将平と私2
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■応援へのお礼
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その他の写真は、前田日記(写真集)に数ページに亘って掲載しています。

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by maeda_takashi | 2011-07-16 04:26 | 【前田日記】