前田日記(写真集)
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ギューの言葉とギュー母様の言葉
5点差を追いかける7回裏、1死一、二塁の好機。
6回途中から守備に入った都城東の牛窪大季主将(3年)が、
初めての打席に立った。
いつもポケットに入れてある
中学からの親友からもらった”牛”と書かれた
マスコットにキスをして、心を落ち着けた。

主将の登場に応援席からはこの日1番の声援があがった。
その声を聞いて、不思議なくらい緊張しなかった。

『相手が帝京でも絶対に気持ちでは負けない』
そう思って振り抜いた打球は左翼線へ。
1点をかえす二塁打になった。ベースの上で声援に応えるように、
スタンドに向かって何度もガッツポーズを見せた。

春の都大会はレギュラーで背番号は”8”だったが、
この夏はもらったのは”18”
チームメートの前では涙を見せなかったが、
家に帰ると自分の部屋で声をあげて泣いた。
『最後の最後でスタメン落ちして、支えてくれた両親に合わせる顔がなかった』

部屋から出てくると母の園美さんに
「立候補して主将になったんだから、
自信持って務めることが大事でしょ」と言われた。

99、01年に続く城東3度目の甲子園出場のために
『自分にできることをしよう』と、
裏方に回ってチームを支えることを受け入れた。

9回裏、最後の攻撃を前に円陣の中心に入った。
「あさっての準決勝も、今日と同じ集合時間だよ!」
笑顔が少なくなってきたチームに笑いが起きた。

1死からの2打席目も中前安打でチャンスを広げ、
最後まで粘りを見せた。
昨秋、15点差でコールド負けした帝京に3点差まで迫った。

『今までで一番いい試合ができた』
試合後、ベンチで泣きじゃくる選手一人一人に、
「ありがとう」と言って肩をたたいていた。

・・・朝日新聞社 記事より

・東京新聞記事

・毎日新聞記事
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by maeda_takashi | 2007-08-05 17:25 | 【前田日記】